【第2種電気工事士 試験対策】電力の求め方と熱量
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電流の作用は「熱作用」「化学作用」「磁気作用」に分けられる。
このような作用を利用して、電球の明かり、電気メッキ、電動機などの動力に変化させる。
この時電気が行う仕事の量のことを電力といい、電力を表す記号はP,単位をW(ワット)といいます。
電力の求め方
電気回路で電力を求める時は次の式を利用する。
電力P(W)=電圧V(V)×電流I(A)
簡単に説明すると「電圧と電流」をかけるだけ。
ただし電圧とか電流の値がわからない場合はどうすればいいのって話になる。
その答えはオームの法則を当てはめれば解決する。
例えば電圧が分からない場合はP=I²R
電流がわからない場合はP=V²÷Rとする。
電力量
電気が時間内に行う仕事の総量を、電力量という。
電力量を表す記号はWである。
時間を秒で表す場合は W・s
時間を時で表す場合はW・h
電気が電力Pで時間t s秒の間に行われる電力量を表す場合は
W=Pt(W・S)
になる