第二種電気工事士 試験練習問題 オームの法則を使った計算と電力Wを求める
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第2種電気工事士の試験にでてきそうな、オームの法則を使った計算と電力Wを求める問題です。
問題1
白色電球に100Vの電圧を加えたところ0.5Aの電流が流れた。この場合の抵抗Ωはいくらでしょうか?
答え.200Ω
答えの解説
オームの法則を使って当てはめると下のような式になる。
問題2
白色電球に100Vの電圧を加えたところ0.5Aの電流が流れた。この電球の消費電力はいくらでしょうか?
答え 50w
答えの解説
消費電力を求める式は P=VI
問題3
10Ωの抵抗に2Aの電流が流れている時の、消費電力はいくらか?
答え.40w
答えの解説
まずはオームの法則で電圧を求める→20V
そのあと電力量の講式に当てはめて計算→40w
問題4
ある電熱器に100Vの電圧を加えたところ1kwの電力を消費した。この電熱器の抵抗Ωはいくらか。
答え.10Ω
答えの解説
まずこの問題でわかっているのは値は「電圧」と「電力」
この二つがわかれば、下の講式にあてはめることにより、流れている電力を求めることができる
P=VI
このうち電圧Vと電力Pがわかっているのだから、それをあてはめると、
1000w÷100V=10A
※1kw=1000w
電流が10Aとわかる。
答えは抵抗Ωを求めることになっているから、
さらにオームの法則にあてはめ、
100V÷10A=10Ω
ここで答えの10Ωにたどりつく。
問題5
電熱器に加わる電圧が10%上昇したとき、消費電力は何パーセント上昇するか?
答え.21%
答えの解説
この問題の場合はわかるのは10%上昇するということだけ。
電流Aは電圧をあげると上昇してしまうため、変化のない抵抗Ωを利用する。
そうなると下の②公式を適用するのがよい↓
②の式に10パーセント上昇した電圧の式をあてはめるとこうなる↓
問題6
低圧電路と大地の間の絶縁抵抗が0.3MΩの場合、この間に300Vの電圧を加えた時の漏れ電流は何mAか?
答え.1mA
答えの解説
単位の変換だけ間違えなければ特に難しい問題ではない。
0.3MΩ=300000Ω
オームの法則にあてはめて計算
300÷300000=0.001
1A=1000mA ということは!
0.001A=1mA
答えは1mAになる。